パルナスといえば「モスクワの味」というキャッチコピーで関西を中心に展開された洋菓子の製造・販売を行う会社です。
今回そんなパルナスが放送してきたCMが怖いといわれる理由や、歴代のCMについてまとめていきます。
パルナスとは?
「パルナス、パルナス、モスクワの味~」のCMソングが懐かしい「パルナス製菓」。創業者は加西市出身で、このほど地元に寄贈されている同社ゆかりの品々が22日、北条鉄道の長駅で展示されます。https://t.co/T8OtZvzmz4 pic.twitter.com/GsRFV549eZ
— 神戸新聞映像写真部 (@kobenp_photo) January 19, 2017
パルナスとは、1947年に古角松夫に兵庫県神戸市で創業した洋菓子店です。
本社はその後大阪府に移転され、近畿地方を中心に製造や販売を展開していきました。
キャッチコピーにもあるようにロシア風ケーキやロシア風シュークリームなどが次々に発売される中、調理惣菜パンでもある「ピロシキ」人気の火付け役ともなりました。
1970年の日本万博博覧会のソ連館でのレストランの受託運営後、大阪や神戸さらには東京へも進出してレストランの運営をしてきました。
しかし洋菓子需要の落ち込みなどを理由に2002年3月に企業清算をし会社は解散しました。
パルナスの歴代CMまとめ
そういや先日パルナス復刻委員会さんのマグカップを購入しました。
親からパルナスの話とcmをせんど聞かされてたもんで、世代は違うものの妙に馴染み深い存在になってるよパルナス…。 pic.twitter.com/Cn3alD2lH8— アミモト (@iris24108037) March 22, 2021
パルナスのCMといえば、誰もが口ずさめてしまう音楽と歌詞、さらにユニークな映像が話題になりました。
そんな歴代のCMをまとめていきます。
藤山一郎&ルナ・アルモニコ
私はパルナスの歌とパルピロパルピロパルピロパルピロしか憶えてないけど、姉はホーロドケーキの歌も記憶しているとか。お誕生日ケーキとクリスマスケーキの歌は、藤山一郎の唯一のCMソングだそうだ。♪生きてることの喜びが〜 pic.twitter.com/GbictXRP6c
— 夜梅 (旅中毒) (@t_youme) July 22, 2017
パルナスのCMは1958年からユニークかつ、覚えやすいCMを数多く制作して近畿圏で知名度を上げていきました。
その中でも、一番最初に話題になったのは歌手・藤山一郎とコロンビアの歌手・ルナ・アルモニコによるデュエットソング「お誕生日の歌」が覚えやすい歌詞で人気となりました。
中村メイコ
パルナス CMソング
中村メイコ、ボニージャクス
このメロディをご存じなのは関西限定かな、昭和22年に兵庫県尼崎市(殆ど大阪)にオープンして大阪市内にもいくつか店舗がありました、有名なのは「ピロシキ」でした。
2002年に閉店されましたが、この度豊中市に新たにオープンされたようです。 pic.twitter.com/MnXahngXnr
— 白鳳(ハクホウ) (@hakuho89) July 3, 2021
パルナスのCMの中で一番長く放送されたのが、中村メイコが歌うロシア民謡調に制作された「パルナスの歌」です。
星の瞬く背景に赤ちゃんの笑顔と「ぐっとかみしめてごらん・・」から始まる歌詞が強烈に印象に残るCMでした。
ちなみにこの「パルナスの歌」は曲自体が1分間あるため、テレビコマーシャルとして放送するには番組を単独で買い切る必要があったそうです。
そのため1980年に入ると特番放送の際にのみ放送されるようになってしまい、この頃から徐々にパルナスのCM自体を見る機会が減っていきました。
クリスマス
パルナス ロシアのケーキ pic.twitter.com/ADFPMQgmiI
— 村田 純 Jun murata from JAPAN (@NzxZ4G3NJxkddRA) January 29, 2020
パルナスは1985年以降クリスマスや季節のイベントの際に力の入ったCMを打ち出していました。
「パルナスの、クリ~スマスケーキ~」の歌も耳に残る馴染みのあるCMになりました。
花のケーキシリーズ
昔昔、我が家のイベントケーキはパルナスか不二家かの二択だったような気がする。
バラが乗ってたな…。探してみたら、そうそうこんなん。 pic.twitter.com/ZjaPzBYO0M— はち (@hachi82bee) December 5, 2018
「ちょっと小粋で可愛い花のケーキ」というナレーションと共に、製造の様子や商品の映像が流れ最後に、ロシア人と思われる女性が静止画で登場します。
CD・雑誌で紹介
「パルナス」と聞くと曲が流れ始める人もいらっしゃるのでは。非常にインパクトのあるピロシキのCMソングです。ピロシキや洋菓子を販売していたパルナス製菓は2000年に営業を終えましたが、そのピロシキの味は今も尼崎で受け継がれています。詳しくは『ひょうごのロングセラー100』で! pic.twitter.com/WpuJpN9CrU
— 神戸新聞総合出版センター (@kobe_np_syuppan) September 13, 2018
廃業後、関西圏の人にとってパルナスの歌は耳に残るCMソングとして懐かしがられ、2007年にキングレコード社によって「心と耳に残るCMのうた」に収録されCD化されました。
その後も関西で放送されている番組内でメロディが使用されたり替え歌となって、パルナスの歌は聞き続けられています。
パルナスのCMが怖いと言われる理由は?
むかしの関西人は、脳に深く深く刻まれたパルナスのCMが今も耳の中でこだましてるんだよ。
ぐっと かみしめてごらん ママの 暖かい心が お口の中に しみとおるよ パルナス pic.twitter.com/JxE7rqAQCa
— 伯太圭太郎 (@hakatakeitaro) January 22, 2019
懐かしがられる一方でパルナスのCMが怖いと言われています。
その理由についてまとめていきます。
尼崎 モンパルナスさん🥯🐈
🎁🔍🐈『ピロシ&キーボー?、、』←
なんとも言えない気持ちにさせるキャラクターwたまご&挽肉のおいしいパルピロ💕あの有名なパルナスさんのピロシキ、初めて頂きました💕🐈
怖いCMの懐かしいやつだなwおいしいのをありがとう🍀🐕🐾🐾 pic.twitter.com/nChps6jNuU— ねこちゃん。 (@tama_neko_hana) June 27, 2020
最近怖いCMとかでパルナスよく見て、
昔パパとママが「パルナスのCMソングってどんなだっけ????」ってメモ書きしてたの思い出すんだけど、
「え?パルナスのCMソングってパパとママが子どもの頃の歌なん?」って最近まで思ってたら、
どうやらパパとママがまだ生まれる前の pic.twitter.com/CH7vbeUVUc— 愛音 ❤️🩹 (@Qbnyx) June 14, 2020
#べっぴんさん 藍ちゃんを見て思い出す 昭和の懐かCMとして「宇津救命丸」(栃木県)をあげたところ、「樋屋奇應丸」(大阪府)派も大勢いて、東西で人気を二分していたことが判明。さらには、パルナス製菓(大阪府:創業は神戸)派には「怖いCM」として記憶に刻まれていることがわかりました。 pic.twitter.com/qAq9ynB4UP
— ひぞっこ (@musicapiccolino) March 9, 2017
パルナスとは。
関西圏の40代以上のお兄さん、
お姉さんに「ぱ」のつく
CMソングを歌って‼️と言えば
だいたいの人が歌うくらい有名な
ケーキ屋さんです。
怖いCMでも有名。
でもピロシキは最高にうまうま✨💛— イトウアヤカは腹黒鳥。 (@ayahana821) June 12, 2021
子供の時の怖い CM は覚えてるけどパルナスのピロシキはまだ食べたことがない。
— OKU Keiichi (奥 慶一) كييتشي أوكو (@k1oku) June 27, 2021
- 白黒映像で映る赤ちゃんのドアップ映像が怖い。
- 花のケーキシリーズのバックで流れるオペラ調の歌が不気味。
- アニメーションの女性の顔が真っ黒で怖い。
- マスコットキャラクターのパルちゃんが笑っていない。
以上、パルナスのCMについてのまとめでした。
コメント