不思議の国のアリス症候群有名人9選まとめ!

今回紹介する「不思議の国のアリス症候群」とは身体的・視覚的な疾患はないものの、見える物の大きさや触覚が通常とは異なると感じる症状で、幻覚体験を起こす精神疾患です。

まだまだ研究段階の疾患のため原因として考えられるものには様々あります。

例えば、脳にウイルスが感染し炎症を起こしている・てんかん・うつ病前駆症状・統合失調症・離人症などの精神疾患、そして脳腫瘍や薬物が原因になる場合があります。

そんな不思議の国のアリス症候群を発症している人の中には、誰もが知る芸能人や著名人がいますのでその9名をまとめていきます。

ルイス・キャロル

ルイス・キャロルはまさにこの疾患の名前にもなっている不思議の国のアリスの作者です。

物語の主人公・アリスは夢の中で自分の体が虫たちや花よりも小さくなったり、家よりも大きくなったりと不思議な体験をするという物語です。

小視症・大視症

小視症や大視症は外界が小さく、大きく感じられる症状で、ルイス・キャロルにはこの症状を発症していました。

この症状こそが不思議の国のアリスの原案になったというわけです。

片頭痛

ルイス・キャロルはひどい偏頭痛の持ち主で、偏頭痛発作によって脳の機能に異常な変化が生じ、物の大きさや自身の体の大きさが小さく・大きくなったと感じる体験をします。

小視症や大視症は片頭痛が関係しているということです。

ジョナサン・スウィフト

ジョナサン・スウィフトは、アイルランドの小説家で代表作にはガリバー旅行記があります。

ガリバー旅行記もまた体が大きくなる主人公の冒険物語となっています。

眩暈

ジョナサン・スウィフトは眩暈の発作を度々発症させていました。

1742年頃からはその発作が原因となって会話能力も失う精神障害を発症させました。

離人症

ジョナサン・スウィフトは発作が頻繁に起こるようになってから「自分は木である」と言っていました。

この症状は、現実の世界を現実のものと感じられなくなる、自分の体を見てもそれを自分の体であると認識できなくなる離人症だったと考えられています。

パブロ・ルイス・ピカソ

パブロ・ルイス・ピカソはフランスで制作活動をしていた芸術家です。

生涯において約15万点もの作品をこの世界に残していますが、その作品の多くは独特な作風として知られています。

変視症

パブロ・ルイス・ピカソの作品の中に「泣く女」というものがあります、この作品の最大の特徴は女性の顔が左右非対称であるということ。

これは不思議の国のアリス症候群の症状の1つである物が歪んで見える症状を発症していたからであると考えられます。

時空変異体験

パブロ・ルイス・ピカソの作品「ゲルニカ」という作品は戦争の悲惨さを描いた作品として世代を問わず人気のある作品です。

しかしこの作品も空間が歪んでいるような感覚になる作品です。

芥川龍之介

芥川龍之介といえば、代表作「羅生門」や「蜘蛛の糸」など短編小説や児童向けの作品を描く作家です。

閃輝暗点

芥川龍之介もまた強い片頭痛と、片頭痛の発作によって物が歪んで見えたり点が拡大して見えるなどの症状を発症。

さらにキラキラ・ギザギザした光が目の前に現れる閃輝暗点という視覚的異常も芥川龍之介には見られていました。

樋口一葉

樋口一葉といえば、日本の紙幣である五千円札にもなるほど有名な小説家です。

たくさんの作品のある中、「にごりえ」という作品で自分の体が3mくらいになったような感覚、道を歩く人の体が急に小さくなるなどの描写がされています。

樋口一葉もひどく頭痛に悩まれて生きてこられました、描写された出来事は実体験から描かれたものだと考えられます。

濱家隆一

濱家隆一は大人気お笑いコンビのかまいたちのツッコミで人気を博し、バラエティ番組や司会業などもこなす人気者です。

幼少期に発症

濱家隆一は子供の頃、学校で授業をうけていた時に担任の先生が急に小さくなったり大きくなって見える小視症・大視症を発症。

不思議の国のアリス症候群はもともと90%の子供がおとなになるまでに発症することでも知られています。

EBウイルス

現段階ではまだ研究段階ですが、このEBウイルスが大脳皮膚の広範囲に炎症が生じて知覚に異常をきたすようで、濱家隆一もこのウイルスに感染していたと考えられます。

とはいえEBウイルスそのものは珍しいウイルスというわけではなく、風邪の症状程度で済む場合もあります。

加藤夕夏

加藤夕夏はNMB48のメンバー、加藤夕夏もまた幼少期に不思議の国のアリス症候群を発症していました。

物が大きく・小さく見えるだけでなく物との距離感がつかめなくなるという空間はああく能力の異常という症状を発症したそうです。

山本彩加

山本彩加は加藤夕夏と同様、元NMB48のメンバーです。

山本彩加も濱家隆一や加藤夕夏と同じように子供の頃に、小視症や大視症を発症しました。

家族の顔が急に大きくなって見えるなどの症状がでたそうです。

高橋Lisa

高橋LisaはBrand new Nestというバンドで歌手活動をするアーティストです。

2012年9月18日に更新したブログの中で、自身が体験した幼少期の不思議な体験が不思議の国のアリス症候群だということを知ったと書いていました。

色覚異常

高橋Lisaが体験した症状の中に色が通常の色とは異なって見えるというものがあります。

この症状の他にも空間が歪んで見えたり、大きさが異なって見える、自分がフワフワと浮いたように感じるなど典型的な不思議の国のアリス症候群の症状を発症しました。

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