全身エリテマトーデスの芸能人20選まとめ

全身エリテマトーデスは全身のあらゆる場所や臓器にさまざまな症状を発症する指定難病で全年齢・全性別で発症する可能性があることでも知られています。

圧倒的に生理が始まってから終わるまでの女性に多く見られる疾患、今回は全身エリテマトーデスの芸能人を20選にまとめていきます。

ダレノガレ明美

毒舌なキャラクターで人気のモデル・ダレノガレ明美は学生の頃から自己免疫疾患が原因で髪の毛が抜けてしまっていた時期があったことを自身で告白していました。

シェーグレン症候群

2014年12月21日に放送された『今夜は駆け込みドクター!運命を変える健康診断SP』では全身エリテマトーデスを合併発させるシェーグレン症候群を疑われました。

シェーグレン症候群は全身の分泌腺に慢性炎症を起こす病気でこの病気も自己免疫疾患が原因で起こります。

同番組内では肌の不調を訴えた女優の比企理恵も全身エリテマトーデスの疑いを指摘され、女性の多くが発症する可能性がある病であることが強調されました。

堀ちえみ

堀ちえみは舌癌との闘病生活を自身のSNSで発信していました、そんな大病と闘ってきた堀ちえみが寄り添いうまく付き合っていくと言ったのが全身エリテマトーデスでした。

関節リウマチ

堀ちえみは2017年3月に投稿したブログの中でリウマチと神経痛を患い、治療中であることをライブで話したと記述しています。

関節リウマチは全身エリテマトーデスを含む膠原病の1つ、関節の節々に痛みが出て酷いときには心臓にも負担がかかります。

酒井若菜

女優として作家として活動する酒井若菜さんは2016年に自身の病についてブログとエッセイ「酒井若菜と8人の男たち」で告白しています。

酒井若菜は10代の頃に膠原病を発症、当初は具合が悪いことを「関節リウマチとかね」と名言を避けていました。

しかしエッセイを出すときに膠原病を10代から発症し、2015年位から症状が重くなり治療し、膠原病が自分の最大の敵ではなくなったと公表しました。

膠原病を告白したのはこの病について多くの人にほしいという願いからでした、「病気は病気だけど仕事をしながら楽しく過ごしていきます」と今後もうまく付き合っていくと語っています。

夏目亜季

夏目亜季はアイドルとして活動し、アニメの主題歌を担当したりドラマにも出演、2019年からは区議会議員選挙に立候補して当選、政治家としても活動しています。

たくさんの病を発症

夏目亜季は17歳のときに自己免疫性溶血性貧血を患い、それ以降、交通事故やクモ膜下出血・声帯結節・子宮癌・全身エリテマトーデスなどの病と闘ってきました。

そんな中、2016年に全身エリテマトーデスの症状が悪化して入院、完治は難しく闘いながら活動を続けていました。

政治家になってからは「ヘルプマーク」の普及や自身の病の闘病について公演を開くなどの活動も行っています。

玉木朝子

玉木朝子は学生時代に発症した全身エリテマトーデスでの経験を活かすために1980年に全国膠原病友の会栃木県支部を設立。

全身エリテマトーデスと闘いながら2009年には衆議院議員に当選し2012年まで努め、その後様々な難病に苦しむ人に向け実体験を通して感じた事を広める活動を行ってきました。

藤田三保子

藤田三保子は文学座付属研修所に入学直後に朝の連続テレビ小説の主演に抜擢され、以降は女優・シャンソン歌手として活躍していますが27歳のときに発症しました。

腎炎や全身の激痛

全身エリテマトーデスは様々な症状が現れるので人によって様々です。

藤田三保子の場合は27歳で発症し、うまく付き合っていくことで自分なりの女優業を確立しましたが、腎炎や全身のだるさなどの症状が出るたびに入院。

退院しても投与されたステロイド剤でムーンフェイスになるため勝手に薬をやめてしまい、今度は全身に激痛が出て再度入院などを繰り返していました。

ステロイド剤での治療後は痛み止めや対処治療を主に行って、全身エリテマトーデスやその他の病と寄り添い合いながら舞台に立ち続けています。

岡村咲

岡村咲は女性ゴルファーとして活躍していましたが、25歳のときに全身エリテマトーデスを発症していることを医師から宣告されました。

22歳の頃から体の激痛・痩せてしまう、髪の毛が抜けてしまうなどの体調不良の状態が続きましたがゴルファーとしての活動があったのでなかなか治療ができませんでした。

しかし症状がいよいよ悪化すると休業を余儀なくされ膠原科を受診、症状が出てから2年後に全身エリテマトーデスとの診断を受けることになりました。

安奈淳

安奈淳は宝塚歌劇団・花組の元タカラジェンヌで当時は社会現象が起こるほどの人気トップスターでした。

レイノー現象

安奈淳が53歳のときに強い浮腫による呼吸困難症状が出て入院した際、全身エリテマトーデスを発症していることが発覚。

この頃より60歳代までの約10年間は全身エリテマトーデスの他にも心臓弁膜症やガンなどの病を発症し入退院を繰り返していました。

また手指の末端まで血液が届かなくなるレイノー現象も発症していたのに一時的なものと自己判断していたことも明かし「体の声を聞く大切さを知った」と述べ治療の専念。

闘病をしながら全身エリテマトーデスなどの膠原病とは対処治療しながら活動しておられます。

さかもと未明

 

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さかもと未明は日本の漫画家であり、コメンテーターとしても活動していましたが、自身に襲った病気によってさまざまな疾患を意識するようになりました。

強皮症

さかもと未明は作家として活動し軌道に乗っていた2005年頃から目の乾きが始まり脱毛症・発疹・手足の冷えなどを発症。

2007年には疲労感と両手指の腫れ暗褐色の出血が現れたことで受診、全身エリテマトーデスをはじめとする全身性強皮症やシェーグレン症候群であることが発覚しました。

日常生活さらには作家としての活動に支障をきたすことからテレビ出演はなくなり通院治療しながら作家としての活動を続けていくことを決意されています。

後藤邑子

後藤邑子は『涼宮ハルヒの憂鬱』などで声優を務める他、作詞作曲などを手掛けています。

そんな後藤邑子も自己免疫疾患の持病を子供の頃から患い、特発症性血小板減少性紫斑病の闘病、奇跡的な寛解をしたものの通院が欠かせない生活を送ってきました。

2009年頃には全身に激痛に悩まされ2012年に全身エリテマトーデスと診断、それ以降入退院を繰り返しさまざまな病と闘病してきました。

佐野つかさ

佐野つかさは19歳でグラビアアイドルとしてデビューすると2.5次元ユニット・愛夢GLTOKYOとして活動、抜群のスタイルでラウンドガールで魅了しました。

そんな佐野つかさも全身エリテマトーデスを患い、さらに子宮頸がんも同時に患って2019年1月3日に息を引き取りました。

全身エリテマトーデスの免疫異常でリンパ系・臓器系の発がん率が高くなることから関与が考えられています。

マイケル・ジャクソン

マイケル・ジャクソンは世界中で、キング・オブ・ポップと称され大人気のエンターテイナー。

ミュージック界に多大なる影響を与えたマイケル・ジャクソンも膠原病を発症しました。

尋常性白斑

マイケル・ジャクソンといえば黒人でありながら肌の色の白さは大きな話題になりました。しかしこれは全身エリテマトーデスによる尋常性白斑という症状が原因でした、白斑は徐々に広がっていき亡くなる前までには白色のメイクをするまでになりました。

シール

シールはソウルミュージシャンとしてグラミー賞を受賞するほどの人気歌手として活動しています。

しかし幼少の頃から全身エリテマトーデスを発病し、顔には傷の跡のようなものが出来たり、脱毛などの症状が後遺症として残りました。

ニック・キャノン

ニック・キャノンはコメディアンや歌手、そして起業家としても活躍するマルチタレントとして活動しています。

マライヤ・キャリーとの結婚や離婚でも話題になりました。

腎不全と肺の血栓

ニック・キャノンはマライヤ・キャリーと婚姻関係にある2012年に全身エリテマトーデスが原因となる腎不全や肺の血栓を発症させ、入退院を繰り返しました。

トリック・ダディ

トリック・ダディは大人気のラッパーとして活躍し、さまざまなアーティストとのコラボ楽曲も高く評価されています。

先程の歌手・シール同様、肌に症状が出る全身エリテマトーデスを発症しています。

また薬物使用により逮捕された時期もあったようですが、病気を発症してからはしっかりと治療するために向き合うことににしたそうです。

セレーナ・ゴメス

セレーナ・ゴメスは女優としてはもちろんユニセフなどの慈善活動を行うことで知られています。

ループス

海外では全身エリテマトーデスをループスと呼び、2015年にセレーナ・ゴメスも診断されました。

2017年には腎炎を患い機能が低下、腎臓の移植手術を受けますがその後はうつ病などの精神疾患にも苦しめられ芸能活動を休止して治療に専念します。

それ以降は音楽活動を中心に芸能活動を再開しています。

トニ・ブラクストン

トニ・ブラクストンはセクシーなアルトボイスで魅了するR&B歌手、そして女優としています。

そんなトニ・ブラクストンも2010年に全身エリテマトーデスを発病、合併症などで入退院を繰り返しながら音楽活動を続けました。

アンナ・ガン

アンナ・ガンはテレビシリーズの作品や映画に出演し、その演技力が高く評価されている女優。

むくみ

女優として活動する中、太ったり痩せたりを繰り返していました、その理由を調べてみると全身エリテマトーデスが関係していました。

全身エリテマトーデスの治療を行ったため、ひどい浮腫が発生し、体重が増減していました。

レディ・ガガ

レディ・ガガは奇抜なファッションや独特な世界観で音楽界に欠かせないミュージシャンとして君臨している歌姫です。

遺伝する

レディ・ガガは2017年に全身の激痛が原因で活動を休止することになりました。

叔母が全身エリテマトーデスを患っていたこともあり、レディ・ガガも検査を受けます、しかしその時は全身エリテマトーデスではなく、線維筋痛症と診断されました。

しかし全身エリテマトーデスは遺伝する性質があるためレディ・ガガ自身も発症する可能性があるとされています。

J・ディラ

J・ディラはヒップホップやR&Bを中心に幅広く音楽プロデュースを行い、大物アーティストへ楽曲を提供したことでも知られる伝説的ミュージシャンです。

血液病

J・ディラは2002年から肝臓を痛め体調不良を起こすと、2005年11月ごろから車椅子でステージに立つなどその姿は痛々しくなっていきました。

後に全身エリテマトーデスを引き起こす血液病・血栓性血小板減少性紫斑病であることを公表します。

しかし2006年2月、J・ディラは闘病の末に32歳で命を落としてしまいます。

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